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16. 次の文章はプロペラの鳴音に関した文である。正しいものには○を付けなさい。
( )1. 海上試運転を行ったところ、プロペラ付近から異音が発生していることが、判明した。この異音の周波数分析をしたところ、プロペラの鳴音と判断出来た。プロペラの鳴音はプロペラ翼後縁から発生するカルマン渦の周期とプロペラ翼の固有振動数が同調する現象である。
( )2. プロペラの鳴音が発生した場合翼の形状を加工修正しても防止することは出来ない。
( )3. プロペラの鳴音はプロペラ翼の強度に悪影響を及ぼすので、直ちに対策を立て、鳴音防止工事を行うべきである。
( )4. プロペラの鳴音が発生した場合翼の前縁側の形状を変更することによって鳴音を防ぐことが出来る。

 

17. プロペラ軸にプロペラを押込む場合に関した文である。正しいものには○を付けなさい。

 

( )1. キーレスプロペラの場合、プロペラ押込計算書により押込量は決まるが、その時、温度に関係なく押込量を決める。
( )2. プロペラ軸とプロペラとの摺合率は、75%以上とする必要がある。
( )3. プロペラ軸にプロペラを油圧ジャッキによって、押込む時押込量はプロペラボス船首側の移動量をダイヤルゲージで計測する。
( )4. プロペラ軸にプロペラを押込む場合プロペラ船首側のゴムパッキンの取付けが、不適当であるとプロペラ軸に海水が侵入しても、プロペラの摺合率が十分であればプロペラ軸の表面にフレテイングコロージョンの発生はない。

 

18. 海水潤滑船尾管軸受について述べた文である。正しいものには○を付けなさい。

 

( )1. ゴム軸受けは、プロペラ軸の周速度が速くなるに従って、摩擦係数が大きくなる傾向にある。
( )2. ゴム軸受は、就航中軸受部の温度上昇は致命的な損傷につながるので、冷却水の注水については、リグナムバイタ軸受の場合以上に注意しなければならない。
( )3. ゴム軸受は水のないところでは、摩擦係数が極端に小さいので、焼付き現象を起こすことはない。
( )4. 就航中、リグナムバイタ軸受が磨耗した場合、軸受すきまの磨耗限度については、特

 

 

 

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